フィギュア・スケーターズ・ピラティス

 前にフィギュア・スケートをやってる女の子にピラティスとヨガを教えた事がある。
 彼女の生活とスケートの活動の拠点はアメリカで、明るく元気に頑張っている女の子。

 一度、日本での大会を応援に行った。
 少し大きくなった彼女は、相変わらずのスマイルで、そして、相変わらずヨガマットを抱えてtaeの前に現れてくれた。

 「トレーニングの前や試合の前、体を動かす前に『太陽礼拝』をしたらいいよ」って教えたら、いつもウォーミング・アップにやっているらしい。
 そして、ピラティスもしっかりやっている。

 教えた直後に脚を疲労骨折して、リンクで練習できなかった時も、一人でトレーニングルームでピラティスをして、1ヶ月で2kg痩せたらしい(フィギュアスケーターも体重が軽い方が体に負担をかけないから、結構体重コントロールに気を遣う)。
 そして、嬉しい事に、taeがアメリカに行っても一人でピラティスができるように、教えたエクササイズを紙に絵と注意点を書いて渡したんだけど、それを何部もコピーして、原本はとっといて大事に大事に使ってくれてるらしい。

 『フィギュア・スケーターズ・ピラティス』である。

 taeはスノーボードはやらないのだけど、いわゆるX-GAMEを見るのは大好きで、毎年2月に真駒内であるボードのジャンプ大会『TOYOTA BIG AIR』を見に行く。
 今年、インドに行ったりしてたので2年ぶりに見に行ったのだけど、この2年の間に、ジャンプの難易度もスタイルも、よりスタイリッシュに、そして難しく変わったのだ。ちょっと前まではレベルがとても高かった技が、今は当たり前にやってしまっている。
 
 前までは、いろいろと見ていたものの、あんまり技の見分けがつかなかった。でも、ピラティスの勉強もしていたせいか、細かい体の動きも見分けられるようになったし、見方が変わった。
 技に対して「この技をキメるためには、このエクササイズをすればいい」っていうエクササイズが見えてしまうのだ。
 それは特にピラティスなんだけど、「あそこの筋肉を、こういう風に動かしてる。じゃ、あのエクササイズやな」って。
 
 ボードのジャンプ技をキメるのは、「空中に飛び出す瞬間→空中で技をメイクする→着地」まで、全て「コントロール」。ちょっとでも自分のコントロールから離れてしまうと、失敗する。

 ピラティスは最初は『コントロロジー』って呼ばれてた。
 自分の思いどおりに体をコントロールして、フィギュアスケートなら氷を、スノーボードやサーフィンならボードを、球技ならボールやバットや道具をコントロールして、自分のイメージどおりのパフォーマンスをして、思い通りの結果を残す。
 
 自分の体もコントロールできないのに、意思のない道具をコントロールできるはずがない。
 しっかり自分の体を意識してコントロールし、そしてその体と自分のイメージで道具を操る。
 そしたら、自分のイメージどおり美しくキメられたり、いい結果がでるんじゃないかな?

 taeは運動神経がとっても鈍いので、道具を使うスポーツが全くできないし、クラシック・バレエをやっててもなかなか思いどおりには動けないのだけど、ピラティスをやりながらいつもそう思うのです。
 そして、ピラティスを頑張ろうと思うのです。

 体を見て「この人には、この動きには、このピラティスのエクササイズ」ってメニューを作ったり教えたりできるので、気になった人はご相談ください。
 
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by studio_kaya | 2007-11-06 21:08